あなたのまちの放送局「ラジオサンキュー」

2015/03/01
株式会社尾張東部放送「ラジオサンキューFM84.5」営業兼報道担当 早瀬隆一

 瀬戸、尾張旭、長久手の3市を放送エリアにするコミュニティFM「ラジオサンキュー」は、2006年3月に開局した。地域限定のFM放送局で、周波数は84.5メガヘルツ。「地域密着」「住民参加」「防災・災害時の放送」が基本理念。「あなたのまちの放送局」を自負している。

 1992年の放送法改正により制度化されたコミュニティFMは、一定の市町村など当該地域のきめ細やかな情報を提供し、地域振興・活性化に寄与することを目的とする。コミュニティFMが制度化され23年経つが、その間、阪神淡路大震災や、東日本大震災など大規模災害が起き、その都度コミュニティFMは、地域における非常用伝達手段としての役割を果たし有用性が見直されてきた。ラジオサンキューもコミュニティFMの1局として、地元3市の自治体とは防災協定を結び、災害時には優先的に災害情報を放送する態勢を整えている。
 
  ラジオサンキューでは、まちの声の取材やさまざまな分野で活動する人たちへのインタビュー、電話での参加など身近な話題をリアルタイムに伝えている。また、普段から番組の中で災害時の心構えや減災への取り組みなどの情報を放送することで、「もしも」の事態に備えている。
 
  ラジオサンキューの電波に乗せて発信する情報はいわば人と人を、人と地域をつなぐコミュニティ活動のひとつであり、その役目に徹していくことで、地域住民にまちに対する愛着や誇り、安心感が生まれ、自分たちの住むまちに自主的にかかわっていくことを後押しするものであると考える。情報収集や、情報提供を他人任せにしている現状を改善し、この地域のすべての人がコミュニティFMにかかわることで、より良いまちづくりにつながると思うがいかがか。
 
  コミュニティFMはこれまでは聴取エリアが限られていたこともあり、その存在すら知らない人も少なくなかった。しかし2012年5月、ラジオ放送をインターネットで聴ける「サイマル放送」が始まり、現在はスマートフォンやパソコンでも聴ける環境が整っている。
 
  ラジオサンキューにとって地域に密着した放送というのはこれまで同様、今後も重要なコンテンツだ。このスタンスはずっと変わらない。その上でローカルの情報をグローバルに発信することができるという新たな可能性を活かした展開も、考えていきたいと思っている。

様々な分野で活動する住民が出演=瀬戸市栄町のパルティせと1Fの放送スタジオで

【写真1】=様々な分野で活動する住民が出演=瀬戸市栄町のパルティせと1Fの放送スタジオで

様々な分野で活動する住民が出演=瀬戸市栄町のパルティせと1Fの放送スタジオで

【写真2】=緊急地震速報(瀬戸市の予想震度が4以上)や国からの特別警報に対応する瀬戸市と連携した防災ラジオ。ラジオサンキューの周波数を利用するもので、待機状態でも起動し、他局を聴いていてもFM84.5に切り替わりって情報が流れる仕組みになっている

  • ラジオサンキューFM84.5公式サイト http://radio.845.fm/
  • 放送スタジオ/愛知県瀬戸市栄町45 パルティせと1階


大きな地図で見る

掲載の記事・写 真・図表などの無断転載を禁止します。

著作権は深川神社またはその情報提供者に帰属します。